病気になる前に、自分の身体に気付くこと
「最近、なんとなく疲れが取れない」
「以前より眠りが浅くなった」
「頭が重い日が増えた」
「肩や首がずっと張っている」
「以前なら気にならなかったことに、イライラする」
そんな小さな変化を感じたとき、
皆さんはどうしていますか?
「まあ、これくらいなら大丈夫」
「もう少し休めば治るかな」
「忙しいから仕方ない」
そうやって、そのまま過ごしていないでしょうか。
そして症状がはっきりしてきたときに、初めて病院へ行ったり、仕事を休んだり、身体を休ませたりする。
もちろん、病気になったときに医療機関を受診することは、とても大切なことです。
でも、本当に大切なのは、
「病気になってから身体を大切にする」のではなく、病気になる前から身体を大切にすること。
私は、そこにもっと目を向けてもいいのではないかと思っています。
アーユルヴェーダには「病気になる前」という考え方があります
アーユルヴェーダは、単に病気を治すための医学というよりも、日々の生活そのものを整えながら、心と身体のバランスを保っていくという考え方を大切にしています。
WHOの資料でも、アーユルヴェーダは「予防・健康増進」と「病気への対応」の両方を含む、生活のあり方として紹介されています。
つまり、
「病気になったから治す」
だけではなく、
「病気になる前に、今の自分を整えておく」
という発想です。
これは、特別なことではありません。
例えば、
いつもより少し疲れているなら、早く寝る。
頭がずっと緊張しているなら、スマートフォンから離れる時間をつくる。
食生活が乱れているなら、少しずつ戻していく。
身体が重いなら、無理をしない。
眠れていないなら、「眠れないこと」を当たり前にしない。
そんな小さな選択の積み重ねです。
「病気ではないから大丈夫」ではありません
健康か病気か。
私たちは、ついその二つに分けて考えてしまいます。
でも実際には、その間にたくさんの段階があります。
元気な状態から、いきなり病気になるわけではありません。
疲れが溜まる。
睡眠の質が落ちる。
身体が重くなる。
頭が休まらなくなる。
イライラしやすくなる。
肩や首がこる。
呼吸が浅くなる。
そういった「小さな変化」が積み重なっていくことがあります。
もちろん、こうした症状がすべて病気につながるわけではありません。
また、病気の原因は生活習慣だけではなく、体質や遺伝など、さまざまな要因が関係します。厚生労働省もその点を明記しています。
だからこそ、
「病気になる前の自分の変化に気づく」
ことが大切なのだと思います。
日本の医療があるからこそ、「予防」も大切にしたい
日本には、体調を崩したときに医療機関へ相談できる環境があります。
それは、とてもありがたいことです。
だからこそ、
「病気になったら病院へ行けばいい」
だけではなく、
「病院に行くほどではないけれど、なんとなく調子が悪い」
という段階にも、もっと目を向けてみてほしいのです。
実際、日本の「健康日本21(第三次)」でも、健康寿命の延伸を目指し、生活習慣の改善や疾病の発症予防、重症化予防などが重要な取り組みとして位置づけられています。
つまり、
「病気になってから」ではなく、「病気になる前から健康をつくる」
という考え方は、決して特別なものではありません。
「少しおかしい」と感じたときが、身体を整えるタイミング
私は、
「まだ病院に行くほどではない」
という時期こそ、自分の身体に目を向けるタイミングの一つだと思っています。
例えば、
・朝起きても疲れが残っている
・夜になっても頭が休まらない
・眠りが浅い
・頭が重い
・目が疲れる
・肩や首がいつも張っている
・なんとなく気分がすっきりしない
・以前よりイライラする
・スマートフォンを長時間見てしまう
・何もしていないのに疲れている
もし、いくつか思い当たることがあるなら、
「年齢のせい」
「忙しいから仕方ない」
で終わらせず、
「今、私の身体は少し無理をしているのかもしれない」
と考えてみてください。
そして、少しだけ立ち止まってみる。
睡眠を見直す。
食事を見直す。
スマートフォンを見る時間を減らす。
ゆっくり呼吸する。
何もしない時間をつくる。
誰かに身体をほぐしてもらう。
自分のための時間をつくる。
それだけでも、「自分の身体を大切にする」という行動の一歩になります。
KANDY.が大切にしていること
KANDY.では、病気を治療することはできません。
身体に明らかな異常がある場合や、症状が続いている場合には、まず医療機関へ相談していただきたいと思っています。
そのうえで私たちが大切にしているのは、
「まだ頑張れる身体」ではなく、 「無理をしなくても心地よく過ごせる身体」をつくっていくこと。
頭と心が休まる時間をつくること。
自分の身体の状態に気づくこと。
忙しい毎日の中で、一度立ち止まること。
それもまた、健康を守るための大切な習慣だと思っています。
「まだ大丈夫」のうちに、自分を整える
病気になってからでは遅い。
そう言い切ることはできません。
医療には、病気になった後だからこそ必要な大切な役割があります。
でも、
「もっと早く自分を大切にしておけばよかった」
と後から思うことは、できるだけ減らしたい。
だからこそ、
「なんとなく調子が悪い」
「最近、疲れ方が変わった」
「前より眠れなくなった」
そんな小さなサインを、無視しないでください。
身体は突然壊れるのではなく、
小さな変化を私たちに知らせてくれているのかもしれません。
その声に気づいてあげること。
そして、少し早めに休ませてあげること。
それも、自分の未来の健康を守るための「予防」なのだと思います。
病気になってからではなく、 病気になる前から。
今日の自分の身体に、少しだけ目を向けてみませんか?


